2014年11月09日

安倍一族の絆サミット講談で大合戦 に参戦

ある日、【九戸政実プロジェクト】の事務局から1本の電話が掛かってまいります。
ま、かいつまんで説明いたしますと、衣川で奥州衣川青凛会の皆様が「安倍一族の絆サミット講談で大合戦」という講談の会を開催する、ついては九戸政実プロジェクトの講談師の面々からもご参加いただきたい、と。
で、その話が、九戸政実プロジェクトの講談に携わっておりました当会に回ってきた、と、まあ、こういう様な事でございます。

当会は九戸政実プロジェクト突撃隊士でもありますし、向こうさんの青凛会というのは我々九戸党の講談の師匠であります【宝井一凛】門下、云わば兄弟子筋に当たります。
更には、このサミットの主催者である天遊塾さんってぇのは、衣川の流鏑馬大会の主催者であり、流鏑馬競技連盟東北支部に当会と同じく名を連ねる仲間でもあります。

これはもう、どっからどう勘定しても、断れるような筋の話じゃぁない。
よござんす、参加させて頂きます。九戸党の話を高座に上げさせて頂きます、ってんで胸を借りるつもりで行って参りました。






九戸党の講談師(どうもこの人達を表現するユニット名がはっきりしていないな)は九人おりまして、20分の長編一本と6分程度の短編が二本、合わせて三つの話を持っております。
そして今回のサミットへは、九戸党から二人の出演が決まりました。


とはいえ、とはいえですよ
現時点では7月8月のお披露目の場が最初で最後、それ以来は何処からもお呼びが掛からず、開店休業中。
またこの時に上げましたのが、長編を六人でのリレー形式、残りの人数で短編をという形で初披露させていただきました。


そんなところに降って湧いたこのお話。

こりゃぁ大変だってんで、半分以上抜けかけている講談話を1週間やそこいらで稽古し直さなきゃいけない。
しかも、今回出張ることになった二人というのは、短編をそれぞれに1話づつ披露した面子であり、両方足したところで15分にもなりゃしない。
向こうさんからは二人で30分なんて尺で出番を用意してもらっている。枕で繋ごうったって、枕が本編より長いんじゃ本末転倒もいいところ。

ということで、当会が夏のお披露目で上げた6分ものの短編「唐傘の的」を、急遽20分ものの長編「九戸城の合戦」に変えて上げることにいたしました。

とはいえこの「九戸城の合戦」
夏の二戸では六人のリレー形式で発表した話であり、短編の「唐傘の的」を受け持ったあたしぁ、合戦の方はしっかりとは覚えちゃいない。
かといって残り1週間あるかないかといったこの時期に、20分ものがすっと頭に入るほど若い頭はしておらず。大体にしてそうだったら、芝居の時の台詞覚えももっとすんなりいっていたはず。
斯くなる上は、台本持ち込みで参戦だ!

というような流れで当日を迎え、いざ衣川へと相成る訳でございます。









さあ、着きますってぇと、既に何人かの方は高座に上がっていらっしゃる。

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青凛会さんの人数は思っていたより大分多いようで、それぞれの方々が制限時間を設けて一席披露するぶつかり稽古という手法。なるほど、こりゃ面白い。九戸城が二戸城になっているのはご愛嬌。
なんて思っておりましたら、午後の出番の方々は目一杯話してもらうということで、途中で話の腰を折るような制限時間は無い様子。





まあ、ここまで来たら緊張しすぎても仕方がありませんので
まずはお昼などを御馳になり

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午後一、北上より参戦の方が上がっているのを尻目に、

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九戸党の準備が進みまして着物に着替えますってぇと、ぼちぼち出番がやってまいりました。


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まずは、安定感で定評のあります相馬さん

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この相馬さんが「相馬大作」を上げるという面白い趣向でございます。



さあ続いては当会が

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「九戸城の合戦」を読ませていただきます。

やってみて分かったんですけれども、芝居の経験が殊の外役立ったらしく、夏に初披露した持ちネタの「唐傘の的」よりも今回の「九戸城の合戦」の方が上手くなっている。こりゃぁ面白いもんです。

このへんを持ちまして読み終わりでございますと、ハケて青凛会の方へと引き継ぎ


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ほっとしておりますと





いよいよ、衣川の流鏑馬でもお世話になっております、もと凛の登場でございます。

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先ほどちらっと、てめえがなんぼかは上手くなっているなんてな調子のいいことを申しましたが、とんでもない。
もと凛の「前九年合戦の章」を聞きましたらば、これは大変なところに来ちまったと。

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こりゃ、(観客は払っちゃいるけれども)それこそ木戸銭払って聞きに来るレベル。前九年の役、登場人物が多い上に改名までするもんだから、登場人物を頭の中で整理するのがなかなかに難しい話なんですけれども、すっかり聞き入っちまいました。

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そして講談のトリには

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「後三年合戦の章」でございます。
この方も、前日だか当日に上げる話が変わったというおっそろしい状況の中で、見事にお披露目してくださいました。





さらに最後には

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岩手県立博物館元館長の金野静一さんと菊地幸見さんによる「前九年合戦の秘話」というトークショー。これもまた、面白いお話でございました。




こうして、久々に講談師に戻りましたけれども、当会としても活動の幅を広げるとても良い体験をさせて頂きました。
またこれからも交流をいたしまして、衣川や二戸、あるいは間の盛岡などなど、各地で九戸党の活動を進めていければと思います。



posted by やぶさめいいんちょ at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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